金利で選ぶ?住宅ローンを選ぶポイントは?
不動産を購入する際、住宅ローンを組んで購入する人は少なくありません。特に金利を重視して住宅ローンを組む人は多いのですが、それ以外のポイントを重視して選ぶ人も少なくありません。どういう点に気をつければいいのでしょうか。
金利のみで選ぶのは悪い方法ではない
まず、三郷市内の物件を購入する場合、金利のみを見て選ぶのは確かに悪い方法ではありません。住宅ローンは長期間返済するのが当然ですし、その場合は特に金利で優遇されやすい、出来るだけ総返済額が安くなるような利率のところを選ぶのが王道でしょう。
ただし、気をつけたいのがその金利が変動金利であるか・固定金利であるかどうかという事でしょう。変動金利の場合は特にやすそうな利率になっていますが、それの利率が長期間続くとは限りません。
また、一定期間のみの利率でローンの使用を決めてしまうと、後で利率が変動した時に予想以上の金利になってしまう可能性もあります。中には優遇金利が適用される可能性もあります。例えばその銀行をよく利用していたり、クレジットカードを持っていたり、何らかの金融サービスや資産形成サービスを使っているような銀行の場合、優遇金利が適用される可能性もあるでしょう。
このため、意外と財布の中に入っているキャッシュカードの銀行や、普段から支払いをしている銀行のローンをチェックしてみるのもいいかもしれません。
もしこれから利用したい銀行があり、そういったサービスを利用していない場合、そういったサービスを利用して優遇を狙うのも方法といえるでしょう。このため金利のみで住宅ローンを選ぶのは王道の方法です。ただし、これがすべてとは限らない傾向もあります。
付帯サービスや特典で選ぶのも方法
住宅ローンを選ぶ場合、付帯サービスや特典で選ぶのも方法といえるでしょう。例えば最近では手数料などがかからないものもあります。不動産の保証料や、住宅ローンには欠かせない団体信用生命保険料がかからないか、あるいは最初から付帯していないものもあります。
このため、手数料などが出来るだけ安くなることで節約できますし、追加の借り入れなどを減らす事が出来るでしょう。余計な出費が減るので負担も減りますが、保険料や保証料が減る場合はその代わりになる保険や補償があるかどうかをチェックしておきたいものです。
もし普段から使っている銀行があるなら、その銀行のATM利用手数料が無料になったり、提携ATM利用手数料が無料になるなどのメリットも得られるかもしれません。最近では特にネットバンクの送金手数料が無料になったり、様々な利便性アップのための施策が行われているところが少なくありませんから、積極的に利用する銀行があるならそこで住宅ローンを組むのも方法かもしれません。
また、そのほかにもその後に使う可能性がある各種ローン、例えばカーローンや教育ローンなどで優遇金利が適用されたり、リフォームをするときに使える追加の住宅ローン使用時に優遇金利が適用されるなどの特典がある場合もあります。繰り上げ返済を積極的に行おうと考えているのなら、繰り上げ返済の手数料も考慮しておきましょう。
住宅ローンは提携ローンではなくてもいい?
不動産を購入する際によくあるのが、不動産会社が提携している銀行のローンを使うことを想定している場合です。実はこれは必ずしもこのローンを使わなくてはならない、ということはありません。提携ローンのメリットとしては、ローン特約という物がついているという事でしょう。
これは白紙解約をする場合、特に途中で何らかの事情で不動産購入がキャンセルになったり、ローンの審査が通らなかったような場合、キャンセル時の手数料がかからないというものです。また、契約時に書類をそろえるなどの提携が効かなかったり、決済のタイミングが割と自由になるなどのメリットもあるでしょう。
とはいえ、必ずしも提携ローンではなくてはならないとも限らないです。というのも、提携ローンを必ず利用しなくてはならないという特別な決まりが無い限り、提携していない銀行のローンを利用しても構いません。例えば金利が安い他の銀行のローンや、普段から使っているネットバンクのローンを使う方がベストな場合もあります。
ただ、不動産会社の中には一部の特別な物件では提携ローンを利用することを条件としている物件もあります。安い物件や特別な物件ほどこの傾向がありますので、積極的に利用するのなら三郷市内でもどういう条件の物件なのかを確実にチェックし、そのうえでどのローンにするかを検討するのが確実でしょう。
住宅ローンについては特に長期的に利用し続ける傾向があります。提携ローンの方が利便性は高いとされますが、実は提携していない住宅ローンを利用しても構いません。自分にとって良い選択がどれなのかよく選び、出来るだけ利率や手数料などが安くしっかり返済できるものを選びましょう。