分譲(建売)住宅は防犯性が高い!?騒音対策はどうなってる?
三郷市で建売住宅を購入する場合には、不動産会社を経由して購入することになることがほとんどです。実際に住み始めてから気にするポイントがあります。
具体的にどのようなことを気にした方がよいかといえば、まず「防犯」になります。もう一つは「騒音問題」です。それぞれ対策がどのようになっているかを理解しておくことが重要になります。
防犯対策のかなめは玄関の鍵にある
三郷市などで、不動産業者を仲介して建売住宅を購入する場合にはまず防犯対策をよく理解しておく必要があります。三郷市の不動産業者によっても防犯対策の種類はそれぞれ異なりますが、たいていどこの業者でも共通しているのが玄関のドアになります。
昔の玄関のドアの鍵は比較的シンプルなものが用いられていました。当時は、そこまで鍵を開ける技術がなかったからです。ところが最近は鍵を開ける方の技術も発達しているため簡単な仕組みの鍵ではすぐに開けられてしまう恐れがあります。
そこで最近流行しているのが、ディンプルシリンダーと呼ばれるものになります。これは、カギの表面にギザギザが付いておらず、その代わりに丸いくぼみが付いているのが特徴です。これを利用することで、合い鍵の作成もほぼ不可能とされており、防犯対策には非常に役に立つでしょう。
ただ、ある程度高級な住宅の場合には、カード式の鍵などが利用されていることもあります。これも、デジタルで管理していますのでカードを所有せずに簡単にドアを開けることはできません。
さらには、指紋認証型の鍵も少しずつ出回ってきています。指紋認証型においては、そこに住んでいる家族以外はまず開くことができないため、現在注目されている種類です。防犯対策としては、5分以上開けることができなければ効果は十分とされていますので、玄関の鍵に力を入れている建築会社から購入すると良いでしょう。
窓の鍵の種類はどのようになっているか
一戸建て住宅の中でも、玄関の次に重要になってくる鍵は窓の鍵になります。三郷市で不動産会社を通じて販売されている建売住宅の窓の鍵は、多くが絞め金具と呼ばれる種類です。半円を描いて回転させて閉める金具が付いていれば、それは絞め金具になります。厳密に言えば、絞め金具は鍵とは種類が違うものです。
ただ一般的に、窓の鍵といえば絞め金具をイメージする人が多い傾向にあります。この鍵は交換する場合でも2,000円から3,000円程度で済むためリーズナブルと言えます。ですが、窓から泥棒が入り込んでくる可能性もありますので、この鍵をいかに開きにくくするかがポイントになります。
そこで、一つは窓の外側に金属製の柵を設けることが重要です。金属製の柵を設けるだけで、絞め金具でも十分に時間稼ぎをすることができます。ただ、作りが簡単なため時間稼ぎには良いかもしれませんが、完全な防犯対策とは言えないでしょう。
最近は、建売住宅の中でも玄関のカギと同じようなディンプルキーが内蔵されているものがあります。これは、玄関のカギと同じように、こじ開けるまでかなりの時間がかかるため十分な時間稼ぎをすることができるでしょう。鍵を開ける立場からすれば、時間がかかればかかるほどかなりのプレッシャーになるはずです。
そして極めつけは、警告音が鳴るタイプの鍵です。窓を無理にこじ開けようとした場合や、ガラスを割ろうとした時の振動でアラームが鳴るのが特徴です。防犯対策だけでなく、子供が勝手に外に出ようとした場合にもアラームが鳴るため、子供の安全対策にもなるでしょう。
騒音対策として利用される窓の工夫
三郷市は、田んぼが多い地域もありますが中心地は多くの車が走っています。深夜でも自動車の音が聞こえてくる地域も少なくありません。そのため、建売住宅を手に入れる場合でも防音対策や騒音対策に力を入れている住宅を選ぶのがよいでしょう。
外の音はどのように部屋の中に入ってくるかといえば、壁を通じて入って来るよりも窓を通じて入ってくることが多いです。そこで窓の騒音対策を見ていくとまず二重サッシが利用されている住宅が増えています。一つのサッシの中にガラスが二枚含まれており、外からの音をシャットダウンしてくれる仕組みです。
この二重サッシを利用すると、室内の音も外に聞こえにくくなるため安心して暮らすことができるでしょう。人通りが多い道路に面している家でも、プライバシーを確保できるメリットがあります。
もう一つ騒音対策として必要なのは、窓と窓の隙間から入る音を防ぐことです。窓と窓の隙間から音が入ってくる可能性が高いため、2種類のそれぞれ独立した窓を使うことで大幅に音を減らすことが可能です。
2種類の窓が付いている建売住宅はそれほど多くありませんが、様々な不動産会社を探してみると見つかる可能性が出てくるでしょう。それ以外では、ルーバー窓と呼ばれるハンドルを回して開け閉めするタイプも魅力的です。このタイプは、すき間ができにくいため騒音対策としては非常に優れているのが特徴になります。
三郷市で不動産会社を通じて建売住宅を手に入れる時には、防犯対策と騒音対策の二つを気にしておく必要があります。防犯対策としては、玄関のカギと窓ガラスのカギを頑丈なものにするのがよいです。一方で、騒音対策はサッシを二重にするか2つずつ窓ガラスを用意する方法がよいでしょう。